結論から言うと飲んでも大丈夫だけど、1日の摂取量に気を付けること。
できたら控えた方がよいというのが答えになります。
理由は抹茶にはカフェイン、カテキンが含まれています。
カフェイン摂りすぎは赤ちゃんに先天性異常のリスクを高めると言われており、特に胎盤を作っている妊娠初期は注意が必要です。
日本では妊娠中のカフェイン摂取量に明確な基準はありません。というのも赤ちゃんの成長や健康に及ぼす影響についてまだ具体的にはわかっていないというのが現状です。
他国を見てみると
世界保健機関(WHO)では1日あたりコーヒーなら3~4杯まで。
英国では1日あたり200mgまでとされています。
抹茶には1杯(100g)あたり約30~40mgのカフェインが含まれています。
飲んではいけないような量は含まれていませんが、上限を意識しておく必要があります。
抹茶にはカフェインの他に「カテキン(タンニンとも呼ばれているお茶の渋み成分)」が含まれています。
カテキンもは葉酸の働きを阻害する作用があります。
タンニンはカテキンが酸化したものですが、鉄と結びつき鉄分の吸収を阻害する働きがあります。
妊娠中は貧血になりやすく、鉄分を意識して摂る必要があるため、注意が必要です。
ですから総合的に感がると妊娠中は基本的には抹茶を飲むことを控えた方がよいと言えます。
ですが飲んだらいけないというものではないので、ストレスを溜めないように、上手に付き合っていきましょう。